
●携帯電話・PHSの電話番号から住所・氏名がわかる
 家の電話番号は教えるのを躊躇しても、携帯電話なら・・・と安易に電話番号を教えたりしていませんか? しかし、携帯電話番号から様々な個人情報(住所・氏名・引越先や連絡先・請求書の送り先・銀行引落の口座番号、中には発信履歴明細の情報まで漏れることがあります)がわかってしまうのです。 こういったデータは恐ろしいことに情報屋などから3,4万程度で買うことができるのです。ですから、あまり親しくない人に簡単に電話番号を教えるのは控えましょう。
●ゴミは個人情報の宝庫
 ゴミにはその人の色々な情報がつまっています。例えば、残飯で何を食べているか、レシートで何を買ったか、いきつけの店、請求書でカード番号まで。 領収書や書類などを捨てる時はシュレッダーなどで細かく破り、生ゴミなどと混ぜて捨てるようにしましょう。 またゴミを出すときは、できれば清掃車の人に直接手渡す方が安全です。 収集場所にだすのであれば、誰のゴミかわからないように、毎回結び方をかえるなどして、奥のほうに捨てるようにしましょう。
●夜のコンビニは狙ってくれといっているようなもの
 夜に一人でコンビニに行っていませんか? 「夜一人でコンビニに行く」ということは一人暮らしをアピールしているようなものです。 ガラス張りで中が明るいコンビニは外から見ると思った以上に中の様子がわかります。そこでターゲットにされ、家まで尾行されるケースもありますので、買い物は昼間にすませるようにしましょう。
●女性一人暮らしの場合は
 できるだけ、一人暮らしであることを他人に気づかれないようにすることです。 カーテンは厚手のものや遮光性の高いものにし外出時や夜は必ずカーテンをしめましょう。日中もレースのカーテンなどで中の様子が見えないように工夫しましょう。 週に何日かは、部屋の電気を朝からつけて外出(出勤)し、同居人がいるようにカムフラージュするのもいいでしょう。 ドアを開けるときは、ドアスコープで相手を確認して下さい。宅配人など不審だと思われる場合はチェーン越しで対応し、荷物はドアの外に置いてもらいましょう。
●防犯ベルなど防犯グッズは昼夜を問わず持ち歩く
 昼夜を問わず防犯ベルなどを持ち歩く習慣をつけましょう。また、防犯ベルはバックなどにしまい込まず、ポケットなどにいれすぐに取り出せるようにしておきましょう。 また、帰宅途中などにヘッドフォンをして音楽を聞きながら歩くのはやめましょう。 周りの音が聞こえず、人の気配も感じられなくなるからです。 一人で歩くときにはなるべく人通りのある明るい道を歩くようにし、たまに携帯電話をかけるふりをして立ち止まり後ろに怪しい人がいないかチェックするようにしましょう。
●公共料金・電話料金の支払は口座振替で
 各種料金の支払は口座振替の方が安全です。 今はコンビニなどで料金が支払えるようになっていますが、請求書には住所・氏名・電話番号などが記載されています。 もし、支払う場合には女性の店員がいるときや、「銀行や郵便局」で支払うようにしましょう。
●インターネットの危険性
 急激に増加したインターネット人口。情報収集にはとても便利ですが、その反面、自分の情報も流れてしまう危険があります。 セキュリティ面からいえば、現在のメールシステムは情報漏洩を防ぐ仕組みをもっていないので比較的簡単な方法で誰でも他人のメールを盗み読むことができるようになっています。(対策:メールを暗号化して送る、PGPソフトや暗号メールソフトを使うようにする) また、オンラインショップでよく使われるSSL(セキュア・ソケット・レイヤー){オンラインショップなどの画面で左下に鍵マークがでるページです}はユーザーからWEBページのあるサーバに届くまでは暗号化され安心ですが、そこからショップに届く受注メールが暗号化されていないとセキュリティは完全ではありません。クレジットカード番号の入力は第三者に悪用される恐れがありますので、入力しないようにしましょう。 インターネットの危険性については専門のホームページなどがありますので、デメリットを知った上で利用するようにしましょう。
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