●最初にきっぱり拒絶する
自分が望んでいないこと、不当なこと、迷惑だと思うことをされていると気づいたら、その段階できっぱり拒絶することです。 怒りや興奮はストーカーを刺激し、次の行動を誘発するきっかけになりかねませんので、冷静に事務的に対応することを心がけてください。 相手の住所がわかっている場合は、内容証明によって人権侵害の行為であることを伝えるのも有効でしょう。
●一度拒絶したら、ひたすら無視する
一度きっぱりと拒絶した後はひたすら無視します。こちらが動揺したり、ストーカーの行為に何らかの反応をしていることを悟られないことです。 少しでも受け入れるような態度を示すと自分に好意があると誤解します。 特に恋愛がからんだストーキングはやっかいな方向に進展するので要注意。 徹底的に無視することです。
●被害をオープンにする
被害にあっていることを自分の周囲はもちろん、必要であればストーカーの周囲の人にも、しらせること。周囲に被害の事実を伝えておくことは、後に警察に届け出ることになった場合も考えて大切なことです。 また、恋人がいる方・結婚している方は、被害初期の段階ですぐパートナーに知らせること。 そうしないと「浮気をしている等虚偽の悪質な噂」を流され、破局などとんでもない方向に行く可能性があります。
●被害の証拠を残す
昼夜を問わず防犯ベルなどを持ち歩く習慣をつけましょう。また、防犯ベルはバックなどにしまい込まず、ポケットなどにいれすぐに取り出せるようにしておきましょう。 また、帰宅途中などにヘッドフォンをして音楽を聞きながら歩くのはやめましょう。 周りの音が聞こえず、人の気配も感じられなくなるからです。 一人で歩くときにはなるべく人通りのある明るい道を歩くようにし、たまに携帯電話をかけるふりをして立ち止まり後ろに怪しい人がいないかチェックするようにしましょう。
●警察に届け出る
なるべく早い時期に警察に届け出た方がよいでしょう。その際、被害の証拠品をもっていきましょう。警察が必ずしも被害者が望むような形で動いてくれるとはかぎりませんが、あきらめずにまめに連絡をとるようにしましょう。 多少はうるさがられても経過を報告し続けておけば大きな事件に発展しそうなときにも機敏に動いてもらえるはずです。また、ストーカーがあなたの知人であった場合、自分だけで解決できそうだと思っても、ストーカーにあなたの言葉は届きません。決して一人で抱え込まずに相談しましょう。
●いたずら電話を防止する
NTT迷惑電話撃退サービス(NTTに申込が必要)いたずら電話がかかってきたら、いったん電話を切った後すぐ1442をダイヤルすると、交換機が迷惑電話の電話番号を記憶、以後その電話からのコールには「この電話はお受けできません、ご了承ください。」と代わって応対してくれる。 「公衆電話」からの電話は撃退できませんが、おおよその迷惑電話は撃退できるのでいたずら電話で困っている人はすぐに利用すべきです。
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